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様々な場面で触れる、鈴木めりこという名前。

私は、それが私自身であるとは、到底思えませんでした。
近いような遠いような、知っているような知らないような、鈴木めりこは私にとって、そんな存在なんです。

私は、過去も今もこれからも、桝田めりこです。
鈴木めりこじゃない。
けれども、公的にはもう桝田めりこは存在しないんです…

私、枡田めりこは、公的に抹殺されました。
そして私は、馴染みのない名前を背負って、生きていかなければならないのです。



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